コラム

社長が表に出たがらないので、内緒で本の感想を言い合ってみた

DX
書籍

「DX」、実は社内では影の薄いワードである。私たちの会社は世間一般でいう「DX (デジタルトランスフォーメーション)」に関わるサービスを提供しているのにもかかわらず、です。

 

実際にどんなサービスを提供しているかは記事最下部のリンクをご覧いただくとして・・・オフィスは都内 六本木、マイクロソフト出身の社長が作った会社と聞くと、多くの人が「今流行りのイケイケ IT 企業」というイメージを持つようです。

 

しかし社長の小国の実態は真逆。極力目立つ場を避ける傾向にあり、出版した書籍を周りの人が SNS で紹介します!と言ってくれるのに、 「お気遣いなく・・・」 と控えめな返しをしてしまうような性格です。(私たち社員としてはどんどんご紹介いただきたいところです!笑)小国が出版した本はズバリ、『企業に変革をもたらす DX成功への最強プロセス』。

 

突然ですが、今回は事業企画グループ内のメンバー3名で、社長に内緒で勝手に本の感想を言い合う座談会(お菓子片手にお茶を飲みながらの雰囲気で)を行ってみようと思います。
DX に関心がある方はもちろん、会社や組織をより良くしたい、現場で頑張っているのに報われず辛い、自分をどう組織で活かしていけばよいか悩んでいる、そんな方々にこの記事が届けば嬉しいです!

参加者 左から

佐野:マーケティング関連を担当。出かける時は DX ブルー(後述)をバッグに一冊潜ませている。

新海:フルリモートで通勤がなくなったので運動不足解消として、ウォーキングが日課。

大坪:小国のビジネスマネージャー、秘書を担当。今年の抱負は毎日30分間の読書習慣を身につけること。

 

■書籍誕生までの裏話

佐野:早速ですが、タイトルに関しては一同「そう来たか!」という第一印象を抱きましたね。小国さんがあまり口にしなさそうな言葉だったから。

 

大坪:小国さん執筆の書籍ですが、特に表紙に関しては事業企画メンバーにも意見を求めてくださったんですよね。会社として取り組んでいることを書いている内容にもなっていたので、私たちらしさを表現したタイトルにすべきか、手に取っていただきやすいキャッチーな表現にすべきか・・・。大げさに言うと、議論に議論を重ねましたね。笑

 

新海:たしかに、タイトルに出てくる「DX」自体、社内ではあまり耳にしない言葉ですよね。また、書籍の目次にもありますが、ツールは振れば簡単に課題が解決しプロジェクトが成功する「魔法の杖」ではないということも、よく社内で話にあがりますね。

 

大坪:ネクストリードが行っているのは、企業の課題を「本質的」に解決していくことであり、ツールありきではないですからね。成果が出るまでには「泥臭い工程が必要」だからこそ、本のタイトルに関しては社内でも本当に色々な意見が出ましたよね。印象に残っているものだと、「泥んこDX」とか、「「とりあえず DX」からの脱却」とか。

 

佐野:結果、出版社の方のアドバイスを受けて決まった『企業に変革をもたらす DX成功への最強プロセス』は、キャッチーで多くの人に手に取ってもらえるタイトルだと思います。そして、小国さんが長年の経験から辿り着いた「最強プロセス」をお伝えしている本には違いありませんが、多くの人が「最強プロセス」と聞いて抱く想像を、良い意味で裏切っているんじゃないかと。

 

新海:表紙の色決めにも裏話がありましたよね!最終的にこの鮮やかなブルーの表紙になり、書店に並んだ様子を見て私たちが勝手に名付けたのが「DX ブルー」。 SNS でも DX ブルーに親しんでもらえたらと、ハッシュタグを作りました。そう言えば、表紙の色は他にもいくつか候補がありましたね。

 

大坪:そうそう。書店にあったら絶対目立つ!眩しい!というくらいのインパクトのある斬新な候補もありましたね。笑

 

佐野:社内では白地でシンプルにするのがいいんじゃない?なんて話していましたが、実際に書店に並ぶのを見たら、DX ブルーは良い決断だったのかも。

 

■本当の意味での DX って?

大坪:読んでみて、どんなところが印象に残っていますか?

 

佐野:ネクストリードらしさが出ているなって。うちの会社は IT 業界出身の人が意外と少ないですよね。その理由は小国さん自身が人の人間性や多様性を大切にしているからだと思っているのですが・・・ネクストリードが DX を進める上で大切にしているのも人や組織なんだなというのが、やはり強く印象に残りました。企業の本質的な課題を解決し、長期的に根付かせるためには内部の人にいかに納得してもらうかとか、進める上でのキーマンはどのように選ぶかなど、人にフォーカスを当てることが必要不可欠だということが本には書かれています。

また、第2章の目次はまさに多くの企業様が抱えている課題だと思うのですが、なかなか攻めた目次だなぁと思いました。笑
「理解できないまま丸投げにするクライアント」、「ツールを魔法の杖と勘違いする経営者」、「必要なのはツールではなく経営者の意識改革」・・・などですね。

 

新海:そうですね。DX という言葉だけが一人歩きしていて、社内をデジタル化し、技術を現場に取り込めばいい、と考えている人や企業様も多いかもしれません。現場の課題を重要視せず、何かしらのツールを導入すれば成果が出るだろうと容易に考えると、そのシワ寄せが現場にきたり、結局組織に定着せず無駄に終わってしまいます。そういう意味でも、会社のビジョンや経営者の意識改革は重要ですよね。

 

大坪:私としては、例え話が所々に使われていて、置いてきぼりにされないのが読みやすいポイントでしたね。特に印象的だったのは、南極点への到達を目指した2つの隊の話。1つの隊は全員が生還しましたが、もう1つの隊は帰途で全員が死亡するという惨事に見舞われてしまいました。詳しい内容は本を読んでいただければと思いますが、 DX の工程に当てはめると、「壮大な目標よりも小さなステップが重要」ということなんですよね。そのためにも手段に頼るのではなく、重きを置くべきは目的だ!という話も書かれています。具体的な事例がいくつも紹介されているので、自分の組織やポジションに当てはめて考えやすいのもこの本の特徴かなと思いました。

 

佐野:本を読んだ後、DX に関する認識で変わったことはありますか?

 

新海:「DXという言葉には、難しそうで高度なイメージがつきまといますが、その実は決して難しいものでも高度な知見が必要なものでもありません。誰でも自主性を発揮して考え、汗をかけば成し遂げ得るものです。」と書かれていて、いつも社内で小国さんが言っていることだなと再認識しました。
日々お客様と向き合う中で、お客様が課題と感じていることは本当に課題なのか?深く考えるようにしていますし、根本的な解決はとても泥臭く、簡単ではない、ということを私自身も学んでいます。

 

大坪:本書の中で「DX 担当に向いている人はどんな人か?」という話が出てきて、そこに「素直に人の話を聞き入れ、実行できる人」だと書いてあります。意外なポイントだったのですが、イメージするような IT の知識がある人でも、ツールに詳しい人でもないんですね。それは、本質的にどうやってもっと企業を良くしていくか、課題を解決するか、長期的に組織に根付くかを考えることが重要だからなのですが・・・この辺りも読むと良い意味でギャップを感じるのではないかと思います。

■「DX とは無関係」 そんな人にこそ読んでほしい

新海:そういえば佐野さんはお母様も本を読んでくださったとか?

 

佐野:そうなんです。時々家族に会社のことや小国さんのことも話すんですけど。母にこの本を読んでもらったら、「あなたがいつも言っている意味がよくわかった。組織と人のことを、本気で考えている方なんだね」という感想がまず出てきたんです。タイトルは一見DX 専門書!のようですが、IT の専門家以外にも広く響く、普遍的で大切なことが書かれている証拠だなと思いました。

 

大坪:実は私もいとこに読んでもらいました。いとこはガジェット好きの 28 歳の男の子なんですけど、本をプレゼントしたときは「DXって IT 化のことでしょ?」と言われ、私は読ませ甲斐があるなあと思ったのを覚えています。笑 読み終わった後にきちんと感想をくれて、「自分の DX の解釈が全然違っていた。あと、ネクストリードのことをイケイケな IT 企業だと思っていたけど、ミッションやビジョンが伝わってきて会社自体に興味を持った。面白いところに勤めてるんだね」と。

 

新海:本を読んでそんな風にコメントをいただけたのは嬉しいですね。どちらも本質的な何かがきちんと伝わったからこそいただけた感想なのかなという気がします。

 

大坪:そうですね。DX に携わる人だけでなく、様々な立場の方に何かしら刺さる部分がある本だと思いました。 「DX は決して難しいものではない」ということが伝わるように、書籍内では図や複数の事例を用いて易しい言葉で説明されています。経営者、現場担当者はもちろんどの目線からも使える情報が詰まっていますが、個人的には、立場は関係なく「会社をどうにか良くしたいという想いをもった、でも動けずにいる方」に届けたいですね。「自分にもできるんだ!」というヒントを見つけてもらえると思います。

 

新海:私は 10 年前の自分にこの本読みなよって言いたいですね。当時の自分を振り返ると、目の前のことで精一杯で、先々の事や、本質的な部分に目を向けられなかったように思います。書籍の中で物事を正しく把握し、先のビジョンに向かって常に自問自答する重要性にも触れられていて、これは仕事のみならず、日常にも通じることだと感じます。

 

佐野:タイトルだけ読むと「DX かぁ、自分には無関係だな」と思うかもしれないのですが、これは組織や人について書かれた本です。そういう意味で組織を円滑にまわしたいと考えるマネージャークラスの人をはじめ、自分自身をどう組織で活かしたらいいか悩んでいる人にもぜひ読んでほしいですね。

 

 

以上、今回はメンバーの座談会企画をお送りしました。

小国とネクストリードの素直な気持ちで書かれた書籍に仕上がっています。1人でも多くの方に興味を持っていただければ嬉しいです。「もっと知りたい」と思っていただけた方は、下記の詳細ページよりご確認ください。

 

 

【書籍】 『企業に変革をもたらす DX成功への最強プロセス』(2023年8月17日発売)の詳細、ご購入はこちらから

https://wadainohon.com/dx_process/

 

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