株式会社日祥様のクラウド秘密基地™ Vol.2

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クラウド秘密基地

導入事例

目的はデジタル化ではなく、成果を上げること
「経営戦略」と「デジタル」の両輪で目指すビジネスの変革

■自分たちの意志を持って、自分たちの力でデジタルを駆使する

――（Vol.1 でお話しいただいた）神田様のワークフローのメンテナンスのように、ツールの導入やそれに伴う変化が「挑戦」だった方もいらっしゃると思います。挑戦の後に見えてきたことはありましたか？

鈴木氏：今年日祥は開業 44 年目ですが、この数年、未来を見据え変化を求めてきました。元々保守的で堅実な業界にありながら、時代の流れとともにさまざまな課題が見えてきた今、リスタートしていこうというイメージを持っています。それが全社にも浸透し始めた状況なのではないかと思います。旧システムは自分たちで修正することが出来ませんでしたが、クラウドへの移行という大きなきっかけをいただいたことで、自分たちの意志を持って、自分たちの力でデジタルを駆使できるようになってきました。これは以前との明らかな違いであり、変革のひとつだと思っています。

――お客様が最終的に自走出来るようになることは、ネクストリードの一番の理想です。今のお話にはとても希望が感じられました。

鈴木氏：事業を行っていると、その時々で状況や必要なものが変化しますよね。その時にさまざまな角度から物事を見られる目を養い、これまで教えていただいたことを活かして社内で対応できることが増えたのは素晴らしいです。

■「経営戦略」と「デジタル」を支えるパートナーシップ

――これから日祥様のクラウド秘密基地に加えたい要素はありますか？

鈴木氏：今年の夏から、経営コンサルティングの依頼もさせていただいています。経営戦略を考える上で、これまでの IT 化の歩みを営業の顧客管理や分析に活かすこともできると思いますし、スピード感を持って実行し数字にも直結させられたらと考えています。

金子氏：とにかく更なる時短や効率化でしょうか。弊社の場合、絶対に「人」がやらなければならない仕事の比率は大きいのですが、だからこそ本来労力を注がなくてもよいことを省力化する仕組みが作れたらいいなと思っています。従業員に元気に働いてもらうためにも必要なことですよね。

鈴木氏：会社のやり方ひとつで皆の時間を奪ってしまうということを意識し、コスパのみならずタイパを追求したいですね。そこにはデジタルが効くのだと思います。実は直近の希望として、全てをスマートフォンで終わらせたいというのがあります。業務に関わる連絡や確認などの作業をモバイル版に統一し、いつでもどこでもシームレスに行える環境を思い描いています。今もモバイル版アプリは使いますが、更に見やすく使いやすくなったら効率化が一気に進む気がします。

――理想の実現に向け、これからもお手伝いさせてください。最後に、今後ネクストリードに期待していることやご要望をお聞かせください。

鈴木氏：経営戦略の話で、中でもやはりデジタル活用のアドバイスには期待をしています。プロモーションや定量分析、データ蓄積などデジタルを最大限活用することで出来ることの幅が広がると思います。その成果を売上や利益に結びつけるため、ご協力いただければと思います。「経営」と「デジタル」というと、一般的には別々の専門家に依頼することが多いと思うのですが、日祥の状況を理解していただいているネクストリードさんに両方お願いできるのは心強いですね。

金子氏：やはり私たちの知らないことを教えていただき、IT を有益に活用できるようお力添えをいただけたら嬉しいです。

鈴木氏：デジタル化が目的ではなく、成果を上げることが目的という考え方を強く持たれているのがとても良いと思い共感しています。「成果の出るデジタル化」を意識してご提案してくださるので、今後も私たちの希望や展望をどんどんお話しし、コミュニケーションをとれたらと思っています。

齊藤：本日のお話からも改めて感じますが、常に前向きに試行錯誤されていることが素晴らしいと思っています。技術的に比較的難しいことへのチャレンジをお願いしても「頑張ります」とおっしゃってくれますよね。日祥様の中にそういう方がさらに増えれば、デジタル化の成果がより大きなものとして返ってくるはずです。今後も出来る限りのご支援をさせていただきたいと思います。

――変革に向けて挑戦を続ける日祥様の期待に応えられるよう、パートナーとして並走を続けさせていただきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。