コラム
ネクストリードのあたらしい期に向けて

代表の小国です。
2016 年に会社勤めを辞めてから、ちょうど 10 年が経ちました。
創業前は、数名の会社から超巨大企業まで、いろいろな組織を経験してきました。会社勤めの頃に拭えなかった違和感や理不尽さから解放された代わりに、「自分で考えて、自分で動かなければ生きていけない」という怖さを毎日抱えた 10 年でもありました。
世の社長さんのような立派な学歴も、尖った才能もない。それでいて過度な忖度や迎合はしたくない。そんな私がなんとか 10 年やってこられたのは、私が「これが本質だ」と信じる主張を面白がって受け入れてくれた周りの方々——きっと私と同じくらいの変わりもんです——のおかげだと、改めて振り返って感謝しています。
ネクストリードは 7 月から新しい期に入りました。
個人的な話で恐縮ですが、私の誕生日も本日 7 月 8 日。毎年、気分新たにスタートを切る月です。
この 10 年、社内で言い続けてきたことの一つが「お客様からいただいているお金の 3 倍の価値を出す。満足していただければ、お付き合いは続く。だから目の前のお客様に、とにかくバリューを出すことしか考えない」です。
「X 年で上場しました!」「X 億円調達しました!」といった経営を横目に、すごいなぁ・・と思いながらも、私たちは自分の思いと目の前のお客様だけを見て、マイペースに成長する道を選んできました。
だからこそ、他の会社で「やらされる」働き方を長く経験してから転職してきた人ほど、最初は戸惑うはずです。それはごく自然なことで、恥ずかしいことでも出遅れでもありません。実際、この「ネクストリードっぽさ」を自分のものにした社員は、キャリアの長短にかかわらず驚くほどの成長を見せてくれていて、次の世代が確かに動き始めています。若いメンバーも増え、急速に育っている今、以前のコラムに書いた通り、創業時の思い——会社の「純度」——は保ちながら、今期からは少しだけ、会社の成長カーブも意識していくことにしました。
私が半分冗談めかして「自分の世代は終わった」と言うのは、実は冗談ではありません。私やリーダーという「誰か個人」を支えるために働く会社ではなく、一人ひとりが主体的に自分たちの将来を考え、創っていける会社にしたい。私が独立を通じて身をもって知った「生きることの怖さ」を、ネクストリードの社員が同じように味わう必要はありません。挑戦するための足場は、すでに用意してあります。
この足場の上で、社員が次の 10 年を創り始める。その開始点が、始まったばかりのこの期です。この景色を一緒に面白がってくれる仲間が、社内にも、そしてこれから出会う方々の中にも増えていくことを、心から楽しみにしています。
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