コラム
Vol.3 今年の出来事➁ アライアンスが拡大し、AI 旋風も巻き起こった
事業企画グループの 3 名が 2024 年を振り返る座談会。
前回は 1 月に皆様に完成を発表した NEXTREAD CAFE についてお話しました。
Vol.3 では「事業の成長や拡大」にフォーカスしてお伝えいたします。
■ネクストリードにも巻き起こった AI 旋風
佐野:今年は新規サービスのリリースなど表向きに表現する機会というのは少なかったかもしれませんが、おかげさまで多くのお客様との「クラウド秘密基地™」創りが盛り上がっていますし、事業については外せない話題です。色々な観点があると思いますが、まずネクストリードにも AI 関連のご相談が増えてきましたよね。
大坪:そうですね、確実に増えています。最新の AI 技術を使って一緒に何かできないかとご連絡をいただくこともあれば、開発やセキュリティのご支援の中で AI についてご相談を受けることも多いようです。
佐野:今年はクラウド秘密基地™の事例をいくつか記事でご紹介しましたが、そのインタビューの中でもお客様から「AI に力を入れたいのでご協力ください」というコメントをいただいたことがありました。AI 活用のための壁打ちがさまざまなプロジェクトの中で行われている印象ですね。
大坪:ご相談の内容も、「AI を使ったシナリオにはどんなものがあるか」「AI 利用者の育成をどうしたらよいか」などさまざまです。「AI の民主化」で誰もが AI を駆使できる時代が来ましたが、何から始めればよいかわからないという悩みは皆さんお持ちのようですね。ネクストリードなら何とかしてくれそうだという期待を持ってお声掛けいただいていると思うので、それにお応えできる体制をしっかり作る必要があるなと感じています。
佐々木:事業企画グループが担当している戦略コンサルティングでも AI の話に触れる機会がありましたよね。AI はものすごいスピードで進化していますが、流れについていくことが肝になると思うんです。ネクストリードには貪欲に勉強をして常に最新情報をキャッチしている人が多いですし、実際にお客様に AI 関連のソリューションを提供している人もいますよね。その知識や経験をどんどん皆に共有してくれるのが素晴らしいなと思っています。
佐野:全社チャットの AI 関連スレッドはいつも大盛り上がりですよね。流れが速いからこそ、最先端をただ追いかけるだけではなく今後の動向を予測しながらより有効な活用を検討できる力が必要だということも学びました。
佐々木:そうですね。きちんと情勢も鑑みて、最先端の技術をカバーできているというのがネクストリードの強みだなと日々感じています。
■アライアンス戦略。仲間の力を借りてサービスを最大化する
佐野:事業の拡大という点では、「アライアンス」が挙げられますね。ネクストリードは実力の高い人たちが集まって力を発揮している集団で、提供しているサービスにもご好評をいただいています。なので営業活動をせずとも興味を持っていただき、求められてお仕事に繋がることがほとんどでした。サービスの提供体制も整ってきたところで、今後は拡販にレバレッジを利かせようと戦略的にアライアンスの締結に向け動き出して数年。今年はそれが軌道に乗り始めた年だったと思います。
大坪:そうですね、始動当初まいた種が芽を出しましたよね。ご協力いただけるパートナー様が増えたのはとても心強いことです。
佐野:主にセキュリティ監視サービスの NRAS (NR Automate Security)を広めるためのパートナーを得て、アーキテクチャを見直し、サービスや連携の仕組みを構築し、実際の営業活動に入るという一連の流れを見てきたので、パートナー様から成約のご連絡が入る度に感激しています。
大坪:NRAS は、「こんなことまで分析してくれるんですか?」「他ではここまで見てもらえませんでした」と喜んでいただけるサービスですよね。それを、仲間を増やすことで私達だけでは届けられなかったところに届けられるようになり、最終的には社会貢献ができる。顧客満足度を高めて、ネクストリードもパートナー様も収益性を強化できる。皆にメリットがある戦略です。
佐々木:パートナー様やユーザー様との意見を合わせるためにもたくさんの試行錯誤をしていますよね。今後そこの目線がもっと合ってくると、より多くの企業様にネクストリードやそのサービスを知っていただくことができて、成長が加速するのではないかなと思っています。
大坪:その通りですね。今、メンバーを増やしたり AI を駆使したりと体制を強化していますが、サービスの魅力を上手に表現できたらもっと拡大していけそうです。
佐野:「魅力の表現」はポイントですよね。昨年からネクストリードにはクリエイティブの領域も手掛けられるデザイナーや PM が在籍しているので、外部に向けた表現という部分も補強していけたら、さらにサービスの最大化に繋がると思います。
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今年は、“AI” というキーワードがネクストリード内を駆け巡りました。また、数年かけて仕込みを行ってきたアライアンス戦略が軌道に乗り始めた 1 年でもありました。今後もパートナー様との協業を強化し、NRAS をはじめ皆様のお役に立てるサービスを多くの方々に届けられたら嬉しいです。
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